闇の組織の正しいあり方 その3
さてしつこく続きます(^^;)
闇の組織の運営をよりスムーズにするための方策として、対立する組織をでっち上げるというのもいい方法でしょう。
シュタインズゲートでいうと、SERNの目的はタイムマシンを完成させて世界を思うままに操るということなので、それに対応して反タイムマシンを叫ぶ対立組織を作ります。たとえば、時間の流れを神として崇める狂信的集団のようなやつですね。
彼らにとってタイムマシンは悪魔の機械なので、タイムマシンを研究する学者や発明家を迫害します。
で、SERNはそういう学者たちを庇護する駆け込み寺のような位置に納まる。そういう構図ができてしまえば、タイムマシン研究家を狂信集団に狙わせて迫害することでSERNが彼らに対して何もしなくても勝手に助けを求めてやってくるでしょう。
そういう学者たちを取り込んでしまえばいいわけです。自らが脅したりすかしたりする必要はありませんから、リスクは激減します。
実力行使する場合も狂信集団にやらせればよいので楽ちんです。
たとえ表沙汰になったとしても、非難されるのは狂信集団ですしね。
狂信的という設定にしておけば、多少過激な暴力に訴えてもリアリティは損なわれないでしょう。
そうやって襲われてSERNに駆け込んでくればよし、もしそれでもSERNに助けを求めなければ、そのまま狂信集団が始末しちゃえばいいわけです(^^;)
隠さなければならないのは、唯一SERNと狂信集団とのつながりです。
ただ、これも下っぱは知るわけもなく、一部の上層部または狂信集団の首謀者だけが知ってればよいだけですからさほどリスクはありません。
物語的には、ちょっとしたどんでん返しとしても使えますから、わりと使い勝手がいいんじゃないのかなぁ。
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