それでも町は廻っている
というわけで、「それでも町は廻っている」を全巻購入。でもまだ8巻しか出てないので、オトナ買いと言えるほどじゃないですね。
しかもほとんどが古本ですし(^^;)
第一巻の初版が2006/3/1なので、もう5年以上も連載してたんですね。アニメを見るまでその存在すら知りませんでした。
そもそも連載されてるのが、「ヤングキングアワーズ」という月刊誌らしいのですが、そんな雑誌聞いたこともないし・・・(>_<)
内容は女子高生嵐山歩鳥が住む下町の商店街を舞台にしたほのぼの系のコメディですが、歩鳥が探偵志望なのでたまに推理小説っぽいエピソードがあるかと思えばSFやホラーっぽいのもあったりしてわりとバラエティに富んでます。
歩鳥はメイド喫茶でバイトしているのでかなりのシーンでメイド服を着てますが、いわゆる萌え系のマンガではないですね。
面白いと思ったのが、エピソードが時系列に並んでないんですよね。普通この手のマンガは単純に月日が流れていくような構成が多いですが、これは全くバラバラです。しかも歩鳥の学年も飛んでだりするので、注意深く読まないとどの辺の時期のエピソードなのかわからない。もっともお話はだいたいが独立しているのでわからなくても特には困らないんですけどね。
ただ、話数が離れていても時系列が隣接しているエピソード同士ではわりと話が繋がるようなカットがあったりして、実はかなり計算された構成にも思われます。
まぁそのあたりにはまってしまったとも言えるわけですが(^^;)
アニメの方はオープニングはとってもよかったんですけどねぇ。「DOWN TOWN 」のカバー曲をテーマ曲にしたセンスには脱帽。
でも、キャラクターデザインがどうもオトナびすぎてて今一つ、歩鳥のイメージと合わない気がします。あと声がちょっと・・・
キャラクター的にはわりと合ってる気もするんですが、ワタシとしてはどうも生理的に合わないんですよね。まぁ好みの問題ではあるんですが・・・