実写化
「キャシャーン」「キューティハニー」「ヤッターマン」というアニメの実写版3本をケーブルテレビで見ました。もっとも前2本は以前にも見たことがあるので、純粋に初見は「ヤッターマン」だけなんですけどね(^^;)
「ヤッターマン」は実写化の話が出た当初からやばそうだと言われていたわりに、興行成績も悪くなく作品の評価もそこそこだったんですが、個人的にはどうも肌に合わない作品でしたねぇ。なんか登場人物に覇気がないというかアニメの実写化ならもうちょっとはっちゃけててもいいと思うのになんかみんな演技が地味・・・。多分監督の三池崇史の作風なんでしょうけど。ギャグは面白くないしなんだかなぁという感じです。
3作品の中では「キャシャーン」の評判が悪いですが、わたしとしてはあの世界観は好きです。脚本と演出が自主制作映画レベルなんですけど、シーン毎の絵づくりは日本人ばなれしています。元々PVとかを撮ってた監督なのでセンスは抜群なんですが、さすがに長編をまとめるのは荷が重かったようですね。
まぁ結局のところ「キューティハニー」がアニメの実写版としては一番うまくいったんじゃないかなぁと思ってます。面白いかどうかは別として作品としてはバランスよくまとまっていたんじゃないかと(^^;)
もっとも中で使われていたスチル写真を使ったアニメ風の表現がチープすぎて失笑ものでしたけど・・・
表現としては面白いんですが、あまりにチープすぎて作品全部にチープ臭が漂ってしまったのはどうかと・・・
そもそもB級映画ののりだからそれでも問題ないとえばないんですけどね。
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