9月 10th, 2024 by PureJyam
毎年大体秋にやってるアップルイベントだが、今年ももちろんあって、iPhone16等々が発表された。9/20から発売らしい。 まぁここ最近のアップルらしく驚くような新機能はなく、普通にアップグレードされただけだけどね。ぱっと見カメラの位置が変わっていて、今までは斜めに配置されていたものが、縦並びになってまるでAndroid端末のようだ。それとカメラコントロールというボタンが新しく追加されたらしい。単に押すだけのボタンでなく、タッチ操作でスライドも可能なようで、横持ちにしてカメラを撮るときに簡単にズームなんかができるようになっている。
それとレンズが縦並びになったことで、今まではiPhone15Proとかのハイエンド機でしかできなかった3D撮影もできるようになったらしい。いまさら3D撮影にこだわったのは、多分AppleVisionが発売されたからだろう。AppleVision用のコンテンツがiPhoneで簡単に撮れますよと言いたいわけだ。そのためにレンズ配置まで変更したということかね。
今回の発表ではそろそろiPad miniの新型が来るという予想もされていたのだが、それは含まれていなかった。現iPad mini が出たのは2021年で、もう3年も経っているので、そろそろ出てもおかしくはないのだけどねぇ。前回はiPhone13と一緒に発表されたのだが、iPad miniの方に全部話題を持ってかれてしまったので、今回は同時発表にしなかったという邪推もできるが、噂では10月くらいに発売があるのではとも言われているので、気になるところ。まぁ多分買うことはないけどね。
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9月 7th, 2024 by PureJyam
「キャノンボール 」 1981 前に見た「トランザム7000」と同じ、ハル・ニーダム監督、バート・レイノルズ主演のアクションコメディ。 アメリカ大陸横断レースであるキャノンボールに参加するのは、とんでもない連中ばかりだった。 主演はバート・レイノルズだが、オールスターキャストという感じでいろんな役者が出演している。個人的にわかる範囲でもロジャー・ムーア、ジャッキー・チェン、マイケル・ホイ、サミー・ディヴィスJr、ディーン・マーチン、ファラ・フォーセット、ピーター・フォンダ等々。まぁピーター・フォンダは単なるカメオ出演だけどね。 ただ、そのせいかどうしてもそれぞれの役者の出演時間を確保するために、シーンの細切れ感が強く、肝心のレースの描写が少ないのが残念。 アクションシーンは一見多彩だが、ほとんどが役者の紹介シーンに関わるもので、ストーリー上の必然性がないものも多い。ただ、キャラクター中心のコメディ映画として見る分には面白い。 当時、まだ007現役だったロジャー・ムーアが役名そのままで007パロディをやっているのが、なんかすごい。ジャッキー・チェンとマイケル・ホイのコンビは何故か日本人という設定らしい。 今作は吹き替えもオールスターという感じで、広川太一郎、富田耕生、石丸博也、内海賢二、羽佐間道夫、小原乃梨子等々有名声優が担当していてやはり吹き替えで見るのがオススメ。 特にロジャー・ムーアとマイケル・ホイの吹き替えをやっている広川太一郎の演じ分けがすごいのと、「トランザム7000」の保安官役が絶品だった富田耕生が今作でもバート・レイノルズの相棒役でいい味を出しているのがよい。
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9月 5th, 2024 by PureJyam
注文していたPSVR2をPCに接続できるアダプターが届いた。写真で見るとちょっと大きいような感じもするが、実物はわりと小さくてぎりぎり手のひらに収まるくらいだ。
なので、久しぶりにPSVR2を引っ張り出してまずはPS5に繋げてみる。せっかく買ったので、ゲーム以外でも使えないだろうかと考えて、ブルーレイを再生してみた。まぁPS5本体に再生機能があるのでPSVR2を繋げてからPS5にブルーレイを入れればそれで再生開始。このくらいであれば手間はない。 とりあえずお試しにということで、短めのガルパン最終章4話を見る。 やはり没入感は高いし、感覚的な画面サイズも大きいので、観賞用の機器としては悪くない。しかしだ、どうしても顔面に装着している煩わしさが気持ち悪い。1時間ない程度のガルパンなら許容範囲だが、2時間これを付けているというのはなんとも厳しいかなぁ。
PCへの接続は結構めんどくさい。PS5であればUSBケーブルを一本させばよいだけだが、PCの場合、そのUSBケーブルをまずアダプターに刺し、アダプターのケーブルをPCに刺す。そしてPCのグラフィックボードからディスプレイポートケーブルでアダプターに繋げるのだ。極めつけはアダプターに電源が必要なので、ACアダプターを付けなければならない。これがうざい。あと、PC側で無料のPSVR2アプリをSteam経由でインストールしておく必要もある。 繋がってしまえば、普通にSteamVRから使える。以前MetaQuestをPCに繋げたこともあるが、やはりそれよりも画面は鮮明だし何と言ってもMetaQuestよりも軽いのがよい。 ただ、PCにVRゲームがほとんど入ってないので、ゲームをしようとすると買わなきゃならないのだけどね。 まぁ使うかどうかはさておき、使い道が増えたというのは喜ばしいことではある。
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9月 2nd, 2024 by PureJyam
「ケルベロス-地獄の番犬」1991 監督は押井守。主演は千葉繁である。今作の4年前に公開された「紅い眼鏡/The Red Spectacles」の冒頭の脱出後、本編で帰国する前の話という位置付け。 かつて首都警警備部特機隊ケルベロスで都々目紅一の部下であった乾は、彼を追って台湾に入国する。そこで出会った少女と共に都々目を探すことになるが・・・。 冒頭と終盤こそプロテクトギアの出番があるものの、本編のほとんどは台湾の風景を繋げただけのものになっている。まぁ諸般の事情があった末に、監督が趣味に走ったということらしいが、結局のところ自主製作映画みたいな感じのものが出来上がってしまっている。 アニメでは、素晴らしく計算されたレイアウトで画面を構成している押井守監督も実写となるとなんとも微妙になってしまうのは不思議である。 話の筋からして本当なら元ケルベロスの大男と小柄な謎めいた少女のロードムービー的なものになって、二人のやりとりこそが要になるところなのだが、そういったものはほぼほぼなく、単に台湾ロケでよい絵が撮れたからとりあえず繋いでみたというようなシーンが続くだけだ。それが求めた表現であったのかもしれないが、あまり伝わってこない。ただ雰囲気的には1960年代から1970年代のピンク映画に擬態した殺し屋映画からエロ要素を抜き取ったような感じと言えなくもない。 少なくとも前作の「紅い眼鏡」は癖が強かったもののいかにも押井監督が撮った映画という風にはなっていたのに比べると大分方向性は変わった気がする。 公開当時かなりの酷評だったらしいが、でしょうねとしかいいようがない。
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8月 31st, 2024 by PureJyam
発売されてからもうずいぶん経つ が、ようやく購入。まぁセールで3,000円を切っていたので、ここらが買い時であろうということだ。「エルデンリングDLC」は終ってはいないものの、とりあえず置いておいて次に予定しているゲームは、Switchの「ゼルダの伝説 知恵のかりもの 」なのだが、発売が9/26ということで、まだ1か月ほど先だ。それまでの繋ぎには丁度いいかなぁというところ。
そもそも評判は悪くなかったが、やってみた感じかなり面白い。ハリーポッター自体は2作目までしか見てないのであまり知識はないのだが、ホグワーツの作り込みは細かく映画で見たような場所がよく再現されているし、クエストも豊富で魔法学校の生徒として生活している感もよく出ている。 オープンワールドではあるが、エリアはそこまで広くないように見えるが、まだ序盤で行ってないところも多いので、だんだん広がっていくのかもしれない。
最近やったオープンワールドのゲームの中ではメインストーリーがちゃんとしていて面白い。どこまで最近と見なすかというのもあるが、「エルデンリング」はストーリーは雰囲気だし、その前の「ドラゴンズドグマ2」はなんとも中途半端だったからね。さらにさかのぼると「サイバーパンク2077 DLC」は悪くなかったか。「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ キングダム」はまぁ別格。 ただ、全体のボリュームがどうなるかはいまのところまだわからないので、終わったときにどう思うのかというところが気になるけどね。
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8月 29th, 2024 by PureJyam
「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」 2023 やたらと評判がよくて、かなり気になっていたやつ、AmazonPrimeに来ていたの思い出したので見てみた。 タイトルを見てわかる通り、「ゲゲケの鬼太郎」の映画版である。ただ今作はテレビシリーズの鬼太郎はほぼ出てこず、主人公は鬼太郎誕生前の目玉のおやじと後に育ての父となる水木の物語となる。 監督は古賀豪、脚本は吉野弘幸で二人ともアニメシリーズの6期をやっていた人らしい。また古賀監督は2008年にも鬼太郎の劇場版をやっているようだ。 昭和31年、血液銀行社員の水木は、懇意にしている龍賀製薬社長の義父、龍賀一族の当主の死を聞き、時期当主と目される社長にいち早く取り入るため、一族の住む哭倉村へと赴くことになる。しかし彼には別の目的もあった。 PG12指定となっており「ゲゲゲの鬼太郎」の劇場版というわりにお子様お断りのストーリーで、惨殺シーンも普通に描写される。 大人向け鬼太郎というと、以前「墓場鬼太郎」というアニメがあったが、あちらは原作の水木しげるの絵柄をそのまま使っていて、いかにも大人向けだったのに比べると、今作はシリーズ6期をベースにしているので、絵柄自体は普通に「ゲゲゲの鬼太郎」になっている。ただそのせいで、おどろおどろしい雰囲気を出しきれてないのが惜しい。 製薬を司る一族の当主が死んで、その遺言を公開するところで荒れた上に連続殺人に繋がる展開は「犬神家の一族」を彷彿とさせる。他にも水木が追う龍賀製薬の謎の薬、おやじが探す鬼太郎の母、封印された謎の島、龍賀一族の秘密などストーリーを彩る要素がてんこ盛りなのだが、それが面白さに繋がっていると同時に展開を駆け足気味にもしてしまっている印象。おやじと水木の関係性はなかなかよいのだけどねぇ。できれば、シリーズで1クール使ってじっくり描いた方が良かった気がする。 最初と最後にだけ出てくる雑誌記者は絶対必要ないだろうと思うのだが、テレビシリーズにでも出てきたキャラなのだろうか。
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8月 27th, 2024 by PureJyam
PlayStation5が突然の値上げ発表。通常版の本体が税込み66,980円が79,980円と13,000円の大幅値上げときた。まぁこう円安が続いているとどうしようもないのだろうけど、さすがに本体が8万となるとなかなかに厳しいものがある。 コントローラーを含めた周辺機器もほとんども値上げされていて、DualSenseコントローラーが9,480円から11,480円というのもなんだかなぁという感じ。以前コントローラの調子が悪くて 買い直そうか迷ったときは、確か7,000円くらいだったような記憶があるのだけど、いつの間にか値上げされてたのだろ。 さらに、どう考えても売れていないPlayStation VR2までも値上げとはね。いっそ値下げでもしないと在庫が捌けないだろうに。 もう買う人間はいそうもない。
PlayStation VR2というと、PCに接続するアダプター が発売されたのだよね。買おうとは思っていたのだけど、すっかり忘れていて、発売日に見に行ったらネットでは軒並み売り切れていた。本体が大して売れていないので、アダプターは余裕で買えるだろうと甘く見ていたが、恐らくそれすら見越して大した数を作らなかったのだろう。 ただ、昨日たまたまAmazonで見たら普通に売っていたので、取り合えず確保はした。ただ買ったタイミングが悪かったせいか到着が9月9日になってしまったので、まだ当面は試せない。
それにしても、PS5がこの値段になってしまうと、新規に買う人間にはかなり敷居が高い。今年はもう目玉となる大作も出ないので相当売り上げは減るだろうな。 あとは、Switch2の値段とスペックがどうなるかだ。任天堂なので値段は多分5万を越えてはこないだろうが、問題はスペックがどの程度なのかというところ。噂ではPS4Proと同等程度と言われているが、5万でそのくらいの性能であれば、もうそれで十分と思う人間は多そうだ。さらに今はPS5やXBOX-Xでしか遊べないゲームが大量にSwitch2に移植されることにでもなれば、高いPS5をわざわざ買う人間はもっと減りそう。どうなるのかなぁ。
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8月 25th, 2024 by PureJyam
「ジェントルメン」 2019 監督・脚本はガイ・リッチー。主演はマシュー・マコノヒー、 チャーリー・ハナム。ガイ・リッチーというなんとなくジェイソン・ステイサムを連想するが今作には出ていない。 ゴシップ紙の編集長に雇われた探偵は、麻薬組織のボスについての調査一式をその右腕の部下を通じて高値で売り込もうとする。 構成が面白く、探偵が調査したボスに関することを逐一説明してゆくという体裁を取っている。登場人物も多くその利害関係も複雑なところを、第三者目線で解説しながら描いているので、とてもわかりやすい。前に見た「リボルバー 」がやたらとわかりにくかったが、今作はそういうことはない。 出てきたときにかませ犬かと思ったラッパー集団とそいつらが所属する格闘ジムのコーチが割と重要な役回りなのが何とも面白くて好き。 おしゃれな演出は相変わらずで、特にオープニングが秀逸。あっという間に引き込んでくる。 ボス役のマシュー・マコノヒーはどっかでみたことあるような気がするなぁと思っていたら、「インターステラー 」の主役の人だった。まぁ「インターステラー」を見たのももう9年も前なので、忘れていたのも仕方がない。また、部下役のチャーリー・ハナムは、「パシフィック・リム 」の主人公だったが、それもわからなかった。こちらも見てから10年経ってるしね。
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8月 21st, 2024 by PureJyam
アラン・ドロンが亡くなったということだったので、主演作を見ようと思ったが、手持ちの作品は大体見てしまっていたのだよな。「サムライ」が見たいのだけど、相変わらず値段が下がらなくて買い時が難しい。それにしても稀有な俳優であった。
というわけで全然共通点はないが随分前多分7,8年前に買った「ダーティハリーコレクション」という5作品入ったやつを順番に見てゆくことにする。まぁ特に意味があって温存してたわけでなく、単に買ったの忘れてただけなんだけどね。
「ダーティハリー」 1971 ドン・シーゲル監督とクリント・イーストウッドの名前を一躍世界に知らしめた大ヒットポリスアクション。 犯罪者に容赦ないサンフランシスコ市警のダーティハリーことハリー・キャラハン刑事は、スコルピオと名乗る凶悪狙撃犯を追うことになるが・・・ かなり昔にテレビで見ているが、細かいところは記憶になく、スタジアムでの対決とか断片的に憶えているだけだった。44マグナムをぶっぱなすイーストウッドがとにかくかっこよい。 現在の目線では、イーストウッドは既に「荒野の用心棒」や「夕陽のガンマン」で有名だったろうし、ドン・シーゲルも結構な数の作品を撮っていると思うが、当時としてはさほど目立つ存在ではなかったのだろう。この「ダーティハリー」の大ヒットで地位を確立したということらしい。 犯罪者に容赦なく警察組織にも頓着のない無頼系刑事の元祖と言ってもよいダーティハリーを生み出したことで、後の作品にも影響を与えているっぽい。具体的には思いつかないが、確か日本では「ドーベルマン刑事」とかいうのがあったような気がする。 ハリーもそうだが、犯人の方もかなりインパクト強めに描かれており、令状なしの強引な逮捕のせいで、明らかに犯人であるはずなのに釈放されてしまうなど、ヘイトの集め方がすごくて、無謀なハリーに対して、やっちまえというエールを送りたくなるくらいである。まぁそれだけ脚本や演出がうまいということだ。まさに名作。 特に、スタジアムで犯人と対峙したあとに、空撮で2人をどんどん引いてゆくカットは鳥肌もの。普通はあそこでハリーのアップに行きがちなんだよなぁ。
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8月 17th, 2024 by PureJyam
「スリ」 1959 監督はロベール・ブレッソン。同じ監督の「ラルジャン 」を見たときに、「スリ」も買うだろうみたいに書いていたが、もちろん買ったわけだ。 遺作となった「ラルジャン」の24年前、「バルタザールどこへ行く 」の7年前の作品だが、感情表現を極力抑えて淡々と描く演出スタイルは既に確立されている。 貧しい一人の青年がスリに目覚め、深みにはまってゆく姿を描く。 スリの犯罪行為の描写が巧みで、鮮やかな手口で行われる犯行の際の手の動きと目の動きが緊張感を高めていて引き込まれる。 脚本は、ドフトエフスキーの「罪と罰」にインスピレーションを得た監督自身が書いたということだが、そもそも「罪と罰」が未読なので、どのへんに共通点があるのかは不明。あらすじから推測すると多分主人公の犯罪に対する考え方とかそのあたりなのだろう。 スリの手口については、映画の中にもスリの頭として出演しているマジシャンの手ほどきらしいが、複数人による連携は見事としかいいようがない。
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