ヤミヤミ≒ヨマイヨマイ

このブログはわたしじゅんはじめが外界からの数多の刺激の中で妄想した事柄とか内なる衝動が生み出した邪なる創造の萌芽とかそういうなんだかよくわからないものを徒然なるままに日々雑記として書きつらねていこうと画策した上に設置されたものである・・・・・・・のかもしれないぞっと(^^ゞ

クリムゾン・ピーク

1月 29th, 2023 by PureJyam

「クリムゾン・ピーク」 2015
漠然とかなり前の作品かと思っていたら、結構新しかった。監督はギレルモ・デル・トロ。主演はミア・ワシコウスカ。「アリス・イン・ワンダーランド」でアリス役をやっていた人だった。
20世紀はじめの頃のアメリカで作家志望の社長令嬢イーディスは、イギリスからやってきたトーマスと出会い恋に落ちる。彼女父の死後結婚した二人は、トーマスの故郷の城へと移りすむことになったのだが・・・
見た目はいかにもな城を舞台にしたゴシックホラーではあるが、内面はどちらかというと「シャイニング」のようなモダンホラーに近いような気がする。
監督の美的センスは相変わらずものすごくて、城や衣装や小物へのこだわりが見てとれる。度々見せる絵画のようなカットがとても美しい。
パンズ・ラビリンス」でもあったが、血の流れるシーンの容赦のない描写が幽霊よりもホラーだ。
見方によっては一人の娘の成長の物語とも見れるのは「アリス・イン・ワンダーランド」と同じ女優が演じているせいか。しかしそう考えるとこの配役は偶然なのか意図的なのか。実はこの映画は裏アリスなのでは?というのはあまりにも考えすぎか。

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マルコビッチの穴

1月 27th, 2023 by PureJyam

「マルコビッチの穴」 1999
去年見た「バーン・アフター・リーディング」に出ていたジョン・マルコビッチがそのままタイトルにもなっている「マルコビッチの穴」が気になりすぎたので買った。
監督はスパイクス・ジョーンズ。主演はジョン・キューザック、キャメロン・ディアスそしてジョン・マルコビッチ。
売れない人形使いのグレイグは7と1/2階にある会社に就職するが、ある日そこで奇妙な穴を見つける。その穴は、ジョン・マルコビッチの頭の中に繋がっていた。
タイトルもあらすじも随分前から知ってはいたものの、どんな映画なのかは詳しく知らなかった。他人の頭の中に繋がる穴という発想もすごいが、それがジョン・マルコビッチという実在する俳優の頭だというところが、ぶっ飛んでいる。これは最初からマルコビッチだったのか、映画化するときに配役が決まってからマルコビッチに変えたのか、どっちなのだろう。ただまぁこれが別な俳優だったらさほどのインパクトもなかったような気もするので、恐らく最初からマルコビッチを想定していた気もする。その場合、最初にこの脚本を見せられたマルコビッチの感想を聞いてみたい。
ブルーレイのパッケージではコメディという風になっているが、どちらかというと不条理SF劇なのであって、別にコメディとして作られているわけではないような気がしないでもない。穴が見つかるまでの前半部がちょっと退屈なのだが、マルコビッチが登場してからの展開があまりにも先が予想できなさすぎて面白い。とにかく脚本が秀逸。もちろんマルコビッチもすごい。
多分プロが吹き替えているだろうけど、主人公の人形使いの人形の動きがすごくて、目を見張る。

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ビヨンド

1月 25th, 2023 by PureJyam

「ビヨンド」 1981
ルチオ・フルチ監督のスプラッターゾンビホラー。原題は、”そして、あなたは恐怖の中で生きることになる・・・” みたいな長ったらしいもので、「ビヨンド」は英語版のタイトルである。舞台はアメリカなのだが、イタリア映画なのでみんなイタリア語を話しているのがなんとも奇妙。
女が叔父から相続したルイジアナの廃ホテルは、地獄の門の上に建てられたものだった。ホテルの再オープン準備に奔走する彼女の周囲で不審死が頻発しはじめる。という感じの地獄の門をめぐる因縁話だが、わかるようでわからない微妙に曖昧な筋立てである。もっともホラーなので、完全に理屈で説明がついてしまっては逆に面白くないわけで、このくらいの曖昧さあった方がよいのかもしれない。「エイボンの書」という本が重要アイテムとして登場するが、これはどうやらクトゥルフ神話に出てくるものらしい。
ホラーではあるが、まぁ怖くはない。ルチオ・フルチお得意の残虐シーンはてんこ盛りで、特に顔面攻撃にこだわりを見せる。とはいえ、なんといっても40年以上前の作品なので、特殊メイクの技術もさほどではないので、チープに見えてしまうのは残念なところ。
ただ決してつまらなくはないし、怖がらせてくれるシーンも多い。特に長い橋の上に立つ女と犬のカットはかなり印象的。

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犬王 その2

1月 23rd, 2023 by PureJyam

去年の5月頃に公開されて、見に行きたいなぁとか書いていたやつ。結局見に行かずにブルーレイを買う。

「犬王」 2022
湯浅政明監督。声の出演は女王蜂のボーカルのアヴちゃんと森山未來。
室町時代初期、異形に生まれた犬王は、ある日琵琶法師の友魚に出会う。二人は意気投合し、奇天烈な演奏と踊りで京の人々の心を掴んでゆく。
予告を見る限りかなり面白そうだった。Wikipediaのあらすじを読んでも面白そうに思えるのだが、実際見てみるとどうもしっくりこない。
流れる音楽とアヴちゃんの歌はパワフルで圧倒されるのだが、肝心の映像がそれに対抗できていない印象。特に前半の友魚の演奏シーンの凡庸な動きと凡庸なカット割りは、ワクワク感を全く感じさせない。かなりの尺を使っているわりに、同じようなカットを延々と繰り返すので余計にそういう風に見えてしまう。古くは涼宮ハルヒの文化祭での演奏とか最近では結束バンドの演奏の方がはるかに音楽を感じさせてくれている。
犬王と友魚の関係性の描写も不十分で、後半の盛り上がりが空回りしている感じ。いっそ最初の方の友魚のエピソードはばっさり切って、友魚は最初からロックな琵琶法師として京にやってきて、その音楽に触発された犬王が独自の舞を完成していくみたいな流れにしてしまった方がよかったんじゃなかろうか。まぁ大きなお世話だろうが。

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サブウェイ・パニック

1月 21st, 2023 by PureJyam

リメイク版が今一つだったので、じゃあオリジナルの方は?ってことで気になったため、見てみる。前にも書いたが、ものすごく昔にテレビで見ているのだけど、ラストシーンしか覚えていなかったのでね。今回はブルーレイではなく、ケーブルテレビの録画での視聴。

「サブウェイ・パニック」 1974
監督はジョセフ・サージェント。主演はウォルター・マッソーとロバート・ショウ。邦題の安っぽさがなんとも言えないが、当時パニック映画が流行っていたので、まぁしょうがないところか。
ニューヨークの地下鉄で、ぺラム123号という車両がハイジャックされ、先頭車両のみ切り離されて停止する。鉄道公安局の警部補ウォルター・マッソーは犯人との交渉を開始するが・・
大筋はリメイク版の「サブウェイ123 激突」と同じであるが、印象はかなり異なる。あちらは犯人の性格がかなりエキセントリックで、その犯人との交渉に重点を置いた演出だった。しかしオリジナルの方は、犯人は常に冷静で主人公との会話もほとんどない。どちらかというと乗っ取り自体の推移を追うサスペンスといった体だ。犯人同士の確執や乗客の描写などを丁寧に描いており、脚本の質が高い。暴走した車両をどう止めるかについては同じような感じだったが、オリジナルの方がなぜ止まったかがわかりやすいので、見ていて納得感が強い。
特にラストシーンは、そこだけは憶えているくらいに印象的で、伏線の張り方が素晴らしい。

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サブウェイ123 激突

1月 19th, 2023 by PureJyam

「サブウェイ123 激突」 2009
監督はトニー・スコット。主演はデンゼル・ワシントンとジョン・トラボルタ。「デジャヴ」に引き続き、トニー・スコットとデンゼル・ワシントンの組み合わせである。1974年の「サブウェイ・パニック」のリメイクになる。
ニューヨークの地下鉄で、ぺラム123号という車両がハイジャックされ、先頭車両のみ切り離されて停止する。犯人からの通信を受けたのは、運行指令室のデンゼル・ワシントンだった。
「デジャヴ」でもそうだったが、冒頭の描写のセンスが好き。映画の大半は、犯人であるジョン・トラボルタとデンゼル・ワシントンのやりとりだが、2人の演技がよいので、退屈はしない。1974年版は確かテレビで見た記憶があるのだが、ラストシーンしか覚えていないので比較はできないが、登場人物の設定は大きく変えられているようだ。
脚本がひどくて、いろいろな要素をぶっこんでくるくせに、そのすべてをほぼ投げっぱなしにして終わってしまう。普通そういう要素を絡めることで、サスペンスとか謎解きとかを盛り上げるはずなのに、それぞれが脈絡もなく提示されるだけで何の役にも立ってないのだよね。
特に、暴走した車両をどうやって止めるかは一番の見せ場じゃないのか?
とりあえず、演出と役者がよいことで、なんとか踏みとどまっている感じの映画。

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徒然なるまま その44

1月 17th, 2023 by PureJyam

去年の11月頃PSVR2の先行予約があって、とりあえず応募しておいたら、当選してしまった。当選してしまったというのも変な言い方だが、まさか当たるとは思ってなかったのだよねぇ。
恐らくだが、やはり値段のこともあって当選確率はかなり高かったのではないかと推測される。しかも現在のPSVR自体もそんなに売れてる風でもないし、前に書いた気がするがVR自体が流行ってないのだ。
とはいえ、今月の25日までに手続きしないと無効になってしまうので、それまでには買うかどうかを決断しなければならない。多分品薄にはならないような気はするので、発売日以降に買おうと思えば買えるだろうなとは思うのだが、うーんどうしようか。せっかく当選したのだから、思い切って買ってしまおうかな。

VRといえば、同じようなタイミングでMetaからもメールが来ていて、MetaQuest1についてはもう新機能は提供しないし、パッチも2024年までだよとか言ってきた。まぁ発売して4年くらい経っているし、今はQuest2の方がメインなので、仕方ないといえば仕方ない。
あまり元を取った気はしないが、そこそこ楽しませてもらったので、よしとしましょう。まぁ別に使えなくなるわけでもないので、壊れるまでは使いますけどね。

こないだ買った「HA-NP35T」というイヤホンだが、何日か使ってみてどうだったかというと、まぁ悪くはない。ただ、操作性の悪さというかタッチに対する反応が遅さがたまにきず。さわってもすぐに反応しないので、何度も触ってしまい、スイッチが入ったり切れたりを繰り返してしまう。いっそタッチ機能なぞにせず、耳にひっかける部分に物理スイッチを付けてほしかった。WF-1000Xはちゃんと物理スイッチなのだ。
それ以外は普通である。耳を塞がないのはとてもよい。ただ当然といえば当然なのだが、交通量の多い道の端を歩くときは車の音がうるさくて音楽はほぼ聞こえなくなってしまう。これに関しては骨伝導の方がよかったかなという気はしないでもない。

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ビッグ・リボウスキ

1月 14th, 2023 by PureJyam

「ビッグ・リボウスキ」 1998
コーエン兄弟のコメディ。コーエン兄弟のシリアス物はかなりよいなのだが、コメディ中心になるとそこそこよいになってしまうみたいなことを「バーン・アフター・リーディング」のときに書いたが、これもそんな感じ。ただ、「オー・ブラザー」「バーン・アフター・リーディング」よりは面白い。
主演は、ジェフ・ブリッジス。
大金持ちのリボウスキと間違われて襲われた同名のジェフ・ブリッジスが、大金持ちの妻の誘拐事件に巻き込まれてしまい、右往左往するお話。
コーエン兄弟の映画らしく登場人物の大半はいかれている。全体的な構成はハードボイルド探偵物をなぞっているが、基本ドタバタコメディだ。ジェフ・ブリッジス演じる主人公の雰囲気は以前見た「インヒアレント・ヴァイス」を彷彿とさせるが、こっちの主人公は自堕落な無職男で、別に事件を積極的に解決しようとかいう気もなく、行き当たりばったりに状況に流されているだけだ。もっともそのへんのとぼけた雰囲気が逆に魅力的でもある。
ボーリング仲間の友人2人とのやりとりが面白い。
高評価だった「ファーゴ」の次の作品だったため、当初はあまり評価されなかったようだが、今ではカルト的な人気があるらしい。確かにあとからじわじわくる面白さがあるような気はする。

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2023年冬アニメインプレッション

1月 12th, 2023 by PureJyam

2023年冬アニメもほぼ出そろった。今期は録画数がけっこう多い。もちろん多分全部は見ないだろうけど。

トモちゃんは女の子!
原作は全巻読んでいる。アニメはほぼ原作通りで、原作のエピソードをいい感じに繋げたような流れになっているが、全体的に普通のラブコメになってしまった感が強い。
多分原作を読んでなければ切っていたかもしれない。

便利屋斎藤さん、異世界に行く
これまた原作は全巻読んでいる。まさかアニメ化するとは思わなんだ。原作はショートストーリーの寄せ集め的な作りなのだが、それはマンガならでは表現であってそれをそのままアニメで踏襲するのはどうなのだろう。一本の芯になるストーリーを用意してそこに枝葉として配置してゆく構成が王道な作りだと思うのだが、恐らくそれができる脚本家を用意できなかったのだろう。ぱっと見あまり予算なさそうだし。こっちも多分原作読んでいなければ切っていたかもしれない。

NieR:Automata Ver1.1a
まさかのアニメ化。ゲームをしたのはもう5年以上前になるが、ストーリーはよく憶えている。
1話はゲームのストーリーそのままで、というかゲーム内動画を繋げただけとも見えるほど忠実になぞっているだけなので、今後アニメとしての独自性を出していく気があるのかどうかというとこが気になる。

REVENGER
必殺仕掛人っぽい集団が出てくる時代劇ではあるのだが、長崎の出島になぜか巨大な洋風の城があるので、現実の世界線とは異なっている世界なのかもしれない。ストーリー原案が虚淵玄ということでちょっと期待。1話から鬱展開だが、まぁ面白い。

齢5000年の草食ドラゴン、いわれなき邪竜認定
タイトルが内容をすべて表現している感じのギャグアニメ。ドラゴンのぼやきが面白い。
スタッフロールの名前がほぼ中国系だったので、おやっと思ったが、どうやら去年中国のビリビリ動画で配信されたものだとか。原作自体は日本のラノベなのだけど、角川の中国展開の一環ということらしい。

TRIGUN STAMPEDE
1998年にアニメ化されたマンガ原作の再アニメ化。タイトルはなんとなく聞いたことあるが、前作は見たことないし、原作も読んだことない。
地球とは違う星を舞台にしたSFガンアクション。3DCGアニメらしいので作画に癖があるものの、とりあえず1話は悪くなかった。ただまぁ今後の展開次第かな。
エンディングに流れたオープニング曲が素晴らしい。

大雪海のカイナ
弐瓶勉原作のSFファンタジー。原作といってもメディアミックスで作られているらしくマンガが若干先行発表されているといった感じらしい。大雪海→「だいせっかい」だと思ったら「おおゆきうみ」だった。
雪に埋もれた地上側と巨大な木のてっぺんに張り巡らされた膜の上という分断された星に住む人々の物語。弐瓶勉のマンガは「人形の国」しか読んだことないが、世界の設定に共通点を感じる。今後どうなるんだろうというわくわく感があり面白い。今期の中では一番期待できそう。

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スモーキン・エース

1月 9th, 2023 by PureJyam

新年一発目のブルーレイ。いろいろ見たいものがある中でこれを選んでみたが、特に理由はない。

「スモーキン・エース」 2006
ジョン・カーナハン監督、ライアン・レイノルズ主演の銃撃系アクション。ホテルの最上階に身を隠したマフィアの裏切り者のマジシャンを巡って、殺し屋4組、謎のスウェーデン人、FBI捜査官、連れ戻しを図る弁護士に雇われた元警官らが入り乱れて争う。
各陣営の動きの絡み方の先が読めなくて面白い。FBIも現場と上層部での思惑の相違やらもあって単純ではなく、最後の最後まで目が離せない。マフィアのボスが雇ったと言われる謎のスウェーデン人という存在の使い方が秀逸。
ライアン・レイノルズはどっかで見たことあるなぁと思っていたら、以前見た「デッド・プール」の人だった。またFBI副長官役のアンディ・ガルシアがそれっぽい貫禄を見せている。
単なる銃撃戦映画で終わらせずにひねりを入れた展開はよかった。ただ途中に出てくる頭のおかしい少年のくだりは必要だったか?
「スモーキン・エース2」という続編があるようだが、監督は別人でストーリーも繋がりはなさそう。しかも劇場公開はなくDVDのみの発売だったようだ。

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